マドゥライ観光

朝5時に起きて、マドゥライのシンボルである “ミーナークシー寺院” へ。

※ミーナークシー寺院は、ミーナークシー女神(パールヴァティー)と
 その夫であるスンダレーシュワラ神(シヴァ)、ついでに、その二人の子供であるガネーシャやら
 ナンディー(シヴァの乗り物の牡牛)やらを祀った、代表的なドラヴィダ式のヒンドゥー寺院。
 東西南北には4つの塔門があり、市内のどこからでも見え町のシンボルとなっている。

移動で疲れ切った体に早起きはキツイ…
重い体を何とか動かし歩きながら寺院へ向かいました。

朝早くからお参りに行く人がちらほら。

寺院の中は裸足でなくてはいけません。
靴を預ける場所があるので、そこで靴を脱ぎ、預け、いざ寺院へ!

まずはドーンと大きな門が目の前に。(まだ真っ暗です)

門をくぐると、やはりまずは身体&荷物チェック。
空港のように、身体チェック用のゲートをくぐり、
更に警官にズボンのポケットの中や、カバンをチェックされます。

外の門をくぐると、中にはもう一つ大きな門があります。

寺院の中には、お土産物を売るお店があったり、ミュージアムまであります。

そして中央には、それぞれの神様の神殿がありますが
ヒンドゥー教徒以外は立ち入り禁止。
カメラ撮影も禁止です。

それ以外の場所を撮影する場合は、50ルピーを支払わなくてはいけません。

寺院の中の一部はこんな感じです。

一通りぐる~っと周って、外が明るくなり始めた頃に外に出ました。

明るくなってから見る門は、さらに面白い!

帰り道、頭に大きな荷物を抱えながら歩く行列を発見。(これからお参りに行くのかな?)

そして、チャイを飲んで一休み。

この日はマドゥライにもう一泊する予定でしたが、
ホテルをお手頃価格な場所に変えたい! ということで、
町をプラプラしながら、沢山あるホテルの何軒かに空きがあるか聞いて回りました。

すると、ラッキーなことに4軒目のホテルに空きがあるとのこと!
部屋もまあまあいい感じだし、値段も文句なしだったので、即決。

早速、こっちのホテルに移動することにしました。

一泊した高級ホテルでの朝食を済ませ、重たい荷物をしょってお引越し。

ホテルを移動した後は、ショッピング。
ホテルのフロントのお兄さんに、ルンギと石を買いたいことを伝えると
地元の人たちが行く、オススメのお店を教えてくれました。

※ルンギとは、男性用の腰巻です。大きな布をスカートみたいに腰に巻きます。
 涼しくて、暑い地域にはぴったり!

お土産のルンギを買い、ついでに今回買えたら買おうと思っていたサリーを購入。

一度ホテルへ荷物を置きに帰り、お昼ご飯。

マドゥライで寺院にしか行っていないのはもったいないので、
ガンジー博物館へ行くことにしました。

ガンジーの辿った道のり、影響を受けた人物、愛用品などが展示されていました。
ここで、まったり博物館を見学中、インド人の子供たちに絡まれました。
最初は可愛かったのだけど、しつこく私たちの後をついてくる子供たち。
7~8人の子供たちがぞろぞろついてくるものだから、少しうっとうしく感じる羽目に。

その子供たちから逃げるようにリキシャに乗り、町へ戻りました。

石好きの彼が石を買いたいということで、駅前にあるお土産屋さんへ行きました。
お店を物色した後、外に出ると店の前には横たわる女性の姿が。

体はほぼ骨と皮でやせ細り、何十匹ものハエが彼女の体にたかっており、
生きているのか死んでいるのかわからない様子。

これには、彼もショックを受けたようで、「彼女に50ルピーでもいいから、渡したい」 と言い出し、
お店の女性にそのことを伝えると、「そんなことしなくていい」 という顔をしながら、
「10ルピーで十分だと思う」 と言われ、彼女が女性に10ルピーを渡しに行ってくれました。

しかし、弱った女性は手を振り、「いらない」 というそぶりを見せました。

その様子を見て、彼女はきっと死が近いことを受け入れているのだなと感じたのでした。

インドでは、こんな人たちをちょくちょく見かけます。

足がわけもわからず腫れ上がった人、腕や足がない人、
体中が汚れ痩せた子供、小さな子供を抱える母親の姿。

こういった物乞いたちに遭遇したとき、彼ら全員にではありませんが、私の彼は少しのお金を渡します。

私は正直、まだ彼らに対してどのように接したらいいのかわからない状態。

お金を渡す彼を見ていて、あげない方がいいのではないかと考えていた自分の心を見直しました。

観光客がお金をくれると思い、観光客を見れば寄ってくる人たちが増えるかもしれない、
そんなことを考えたりするけれど、困っている人たちがいるならその時々で
少しの手を差し伸べるのもありではないのか。

色々と考えさせられた出来事の一つでした。

さて、お店を出て買い物を終えた後は、
一度ホテルに戻り、少し休憩をして、今度は夜のミーナークシー寺院へ行くことに。

早朝よりもすごい人!

途中、彼が私たちのそばにいたおじさんに、お参りの仕方をちらっと聞くと、
おじさん、「ついてきなさい」 というではありませんか。

ふらふら~とついていくと、沢山祀られている神様一つ一つを説明してくれ、
お参りの仕方を見せてくれました。
そして、私のことや彼のことをあれこれいいながら、一通り見終わると、「ドネーションおくれ」 と。
出たー… 

最初、200ルピーも請求してきましたが、結局渡したのは50ルピーほど。

必ず、こういう人たちがいるので気を付けましょう。

2回目のお参りを終え、帰りに私の大好物 “さとうきびジュース” を発見!!!

これが、ライムがきいていて冷たくて美味しいんです。
ただし路上で売っているものなので、お腹弱い人は気をつけましょう。
(私は全然平気でした)

ホテルに戻り、明日の準備。

明日はまた早起きして、バスでムナーという場所へ移動。

移動、移動の日々。
体がそろそろ疲れ始めている…

コメント

  1. 華音 より:

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    NAOMI先生、サリーすご~~~く似合うぅぅwww
    アタシも旅行に行くと、その土地の服を買いたくなり、新婚の頃に行った香港ではチャイナドレスを買いましたが、十何年も箪笥の肥し(-_-;)でも、先日上海に行ったときにやはりチャイナドレスを買いたがった娘に「うちにあるよ」と思いとどまらせ、帰国してから見せたら『着る!!』と言ってくれました。
    今はアオザイが欲しい、それから本場スペインでフラメンコの衣装が欲しいwwNAOMI先生のお写真を見てサリーも欲しくなりました・・・・が、きっと着る機会ないだろうなぁ・・・・・(苦笑 0

  2. naomusic より:

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    嬉しいお言葉、ありがとうございます。
    本当は、鼻にピアス、ゴールドのブレスレット、眉間にビンディなど、もっと本格的に着こなせればいいのですが、とりあえずはゲットしたので、いつかの機会に本格的に着飾りたいと思います(^-^)
    チャイナドレス、素敵ですよね。
    アオザイも素敵ですね!!!
    そして、もちろん日本の着物も素敵!だけど、もっと簡単に着こなせたらいいのになぁ~と思います。
    私のサリーも箪笥の肥しにならないように気を付けます… 0

  3. 華音 より:

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    おぉぉ・・・・
    日本にも立派な民族衣装がありましたね!
    アタシはもうこの歳になったので、やはり日本の民族衣装を”自分で”きちんと着こなしたいと、昨年から着付け習ってます。
    上手に着こなす、というところまではいかないけれど、なんとか一人で帯も結べるようにはなりましたよ。
    目下、着物で歌舞伎鑑賞が野望です。
    来年の南座の顔見世には新生猿之助さんがみえるようなので、そこで着物デビューかな~~(*^_^*)
    サリーでヨガっていうのは、やりにくいものですか??
    NAOMI先生のサリー姿でのヨガ、観てみたい気がします♡ 0

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