2019年4月22日(月)、フランスの病院で無事に男の子を出産しました。偶然にも、この日は私の母と叔母の誕生日と同じ日で、家族にとって特別な一日となりました。
出産は午前9時33分。体重3440g、身長51cmと、なかなか大きめの赤ちゃんでした。生まれた瞬間から眉毛もまつげも金髪で、夫の血を色濃く受け継いでいることがひと目で分かりました。
深夜の兆候から病院へ向かうまで
出産当日、事の始まりは午前3時過ぎでした。上の息子がトイレに起きたのをきっかけに私も目が覚め、トイレに行ったところ「おしるし」(出産が近づいたサインとされる少量の出血)と軽い破水がありました。
その後しばらくベッドで様子を見ていましたが、再び軽い破水があり、陣痛も始まったため、午前5時頃に病院へ向かう決断をしました。早朝ではありましたが、義母に連絡をして自宅に来てもらい、上の息子を見てもらう手配をした上で家を出ました。海外で出産を迎える場合、こうした急な状況に備えて、頼れる家族や友人との連携をあらかじめ確認しておくことの大切さを実感した瞬間でした。
病院到着後、あっという間だった出産
病院には午前6時前に到着し、まず赤ちゃんの心拍と陣痛の間隔を計測しながら1時間ほど待機しました。その後、分娩に備える病室へ移動し、出産の直前までそこで過ごすことになりました。
病室に移ってから陣痛が急激に強くなり、看護スタッフが朝食を用意してくれたものの、食べる余裕はほとんどありませんでした(パンをひと口かじった程度です)。
そこからの進行は非常に速く、赤ちゃんが下りてくる感覚に必死に耐える状態が続きました。夫が助産師を呼びに行ってくれたものの、すぐには対応してもらえず、痛みと疲労から麻酔の使用も考え始めていた矢先、ようやく助産師が到着。しかし「もう麻酔をするタイミングとしては遅すぎる」と判断され、そのまま分娩室へ移動することになりました。
分娩室に入ってからも、準備が整うまでは「まだいきまないように」と指示され、その間隔えるのが非常につらい時間でした。それでも最終的には、大きな出血や合併症もなく、無事に赤ちゃんが生まれてきてくれました。
出産を振り返って
初産である長男のときとはまた違う流れの出産となり、進行の速さに驚かされる場面も多くありました。それでも、家族の助けを借りながら無事に出産を終えられたことに、心から安堵しています。
これから息子2人を育てていく新しい生活が始まります。上の子と下の子、それぞれの個性を大切にしながら、フランスでの子育てを楽しんでいきたいと思います。
※ この記事は個人の出産体験の記録です。出産の経過や対応は病院・個人の状況によって大きく異なります。妊娠・出産に関して不安や疑問がある場合は、必ず担当の医師や助産師にご相談ください。

