南米旅行記 その㉕

今日はまったりウユニの町を楽しむ日。

といっても、小さな町。
30分もあれば、ぐる~っと観て回れてしまいそうなくらいです。

朝は、何度もリピートのカフェへ。
今日は私もパンケーキを注文。
パンケーキの上のものは、チーズ。ホントは、ジャムやキャラメルなんかをかけて食べるのですが、
どうしてもチーズが食べたかった私は、特別につけてもらいました。
右上は搾りたてオレンジジュース。やっぱりフレッシュなのは美味しい!

メニューはこんな感じ。(見えるかな?)

モーニングプレートやフルーツサラダなんかもありました。

朝食を食べながら、昨日の塩湖の美しさを思い出し、余韻に浸る私たち。

本当に行ったんだな~と、1日前のことながら、夢のよう。

さて、そんな時間を過ごした後は
明日のチリ抜けツアーへの準備のために、お菓子を買ったり
お土産やポストカードを買ったりとショッピング。

ぶらぶら歩いていると、町の様子が何か変なのでした。

実はこの日、毎夜続く雷と雨のせいで朝から町中が停電。
ほとんどのレストランやネットカフェは営業できず。

とここで一つエピソード。

この日、ウユニ塩湖へのツアーを申し込もうとしていた日本人学生(男子)がいました。
ツアーは10:00頃スタートなので、その前にツアー代を払うため
ATMが空くであろう8:00頃(だったはず)にお金を降ろしに行きました。
彼は、カードをATMへ入れ、降ろしたい額を入力し、お金が出てくるのを待っていました。
ATMマシーンがお金を数え始め、さあ出てくるぞ! って時に、
「ヒュ~ン……」 とマシーンがストップ。
彼は、何が起きたのか全くわからず。カードもマシーンの中。

そうです、この時にタイミング悪く停電になってしまったという。
その後、いつ復旧するかわからない状態で、カードを誰かに取られてしまっては困る!
ということで、彼は四六時中ATMの前で待ち続けていたのでした。

彼はこの事件をきっかけに、一瞬にして町中の有名人になりました。

町を歩いていると、沢山の日本人に出会うので、
私たちも彼のことをラパスで出会った日本人カップル(ここでも再会♪)に聞き、
様子を見に行ってみることに。

すると、彼の顔は日に焼け真っ黒。皮まで剥けてきていました。
どういう経緯でこんな状況になったのかを聞いたり、
沢山の日本人が差し入れを持ってきてくれたこと、
現地のボリビア人にも優しくされたことを話してくれました。

大変だろうけど、沢山の人の温かさに触れていたようでした。
若いうちにこういうことを経験しておくと、
きっと彼もまた誰かにやさしさをおすそ分けできるようになるのだろうな…なんて思いました。

幸いにも私たちは、停電の大きな被害もなく
ただただ夜はロウソクの炎と共に過ごしたのでした。

一応、夜の6時には復旧するという話でしたが、
それが朝の9時だという話に変わり、
結局私の知る限りでは丸2日間、電気のない状態でした。

さて、明日は無事にツアーに参加できるのか… ちょっと不安。

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