南米旅行記 その㉝

14:00にリマ行のバスに無事乗り込み、約22時間の旅がスタート。
このバスも、ブランケットや枕、食事付き。

私の隣はペルー人のおばちゃん。
なんでもこのおばちゃん、タクナに家族がおり、リマから家族に会いに来ていたそうです。
おばちゃんと少し会話をしてみるも、もちろん全てスペイン語。
「シーシー(yesの意)」 やら 「ビエン!(goodの意)」 などの言葉を並べるのみ(悲)
こういう時に、色んな国の言葉が話せたら…と思います。

さて、バスは走り続け、夜中3時頃にナスカに到着。
フランス人カップルとはここでお別れ。
いつかフランスで再会しようね!と約束しました。

そしてついに、朝10:00頃リマに到着!!!

とにかくシャワーを浴びたかった私。
荷物を取り、タクシーを捕まえて、コロンビアからリマに戻ってきた際に1泊した、
Red Phyco Hostel に向かうことにしました。

ホステルに着き、泊まりはしませんが、シャワーを借りれるか聞いてみると、
快く 「いいよー」 と言ってくれました。

更に、フライトの時間までゆっくりしてもいいとのこと。
本当に親切で感じの良いスタッフでした。

すぐにシャワーは浴びず、まずはネットをチェックすることに。

すると、リマ2日目に宿で出会ったカナディアン、ビクトリアからメール。

「今、リマに帰ってきててRed Phycoにいるの。
19日の夜のフライトでキト(エクアドル)に行くんだけど、もしナオミもリマにいるなら、
それまで一緒にぶらぶらしない? 連絡ちょーだいね!」  

これにはびっくり!
私、今Red Phyco にいるよー!

すぐにスタッフに、ビクトリアという女の子が泊まっていないか尋ねると
「上の部屋にいるんじゃないかな?」 って。

階段を上がり、ビクトリアを探しに行くと、バスルームで歯を磨いている彼女を発見!

お互い「あ~!!!!!!」 と興奮。

これにはさすがに彼女とのご縁を感じずにはいられませんでした。

彼女も私も夜には空港に行かなくてはいけなかったので、
一緒に空港まで行くことに。

そして、それまで2人で時間を潰すため、市場へ行ったり町をプラプラしたり。

南米最終日のこの日。
どうしても最後にマンゴーを食べておきたかった私。
市場で大きなマンゴーを買って、ビクトリアと食べました。

このマンゴー、すっごく美味しくて
ビクトリアが、「今まで食べたマンゴーの中で一番だわ!」 と言っていました。
そして何度も、「This Mango is AMAZING!!」 と(笑)
確かに美味しかった。

こんな美味しいものを誰かとシェアできて本当に良かった。

そして、夜8:00に宿までタクシーに来てもらい2人で空港へ向かいました。

最後にスタバでお茶をして、これから何をしたいかなど
お互いの将来について語り合いました。

ビクトリアの彼氏は、日本人とカナディアンとのハーフ。
一度日本にも来たことがあるらしく、また今年中に日本に来るかもしれないとのこと。
次に彼女に会うのは、日本でかもしれません。

南米の旅の最初と最後を彼女と過ごすなんて、本当に不思議。
またすぐに会える気がしてなりません。

フライト時間が私より早かった彼女を見送り、
私も長いようで短かった南米の旅を振り返りながら、リマを去りました。

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