フランス生活も気づけば5年が過ぎました。
本当に今思えばあっという間だったなぁーと思います。
フランス生活1年目は、本当にフランス語が分かるようになるのか?!と思っていたけれど、
人間何でも慣れるものです。
まだまだ理解できないことも多いけれど、
それでも、分からない単語が出てきたら、「それどういう意味?」と
知ったかぶりせずに聞けるようになっただけでも、進歩したと思いたい。
2年目に結婚して(正式には1年目には籍は入れていたけれど)、
カトリックとして洗礼を受けて。
それからは、宗教のことでモヤモヤモヤモヤ・・納得いかないこととか、
理解できない事とか色々、もうここに居るのが嫌になるほど考えました。
ジョスとだって、何度と別れてやる!と思ったことか(笑)
でも、息子が出来て、夫婦としても親としても日々沢山のことに気づかされて、
お互い学んで考えて、そしてそれぞれ自分の中で消化していって、
ちょっとずつ落ち着いてきたように思います。
他人と一緒になるって、やはり常にお互いがお互いを思いやったり
気遣ったりしていかなくてはいけないし、
鑑賞しすぎても駄目だし、結婚生活で学ぶことも本当に多い、ということを学びました。
でもまだまだ5年。
これからも色んなことが待ち受けているだろうし、
なんてったって息子が大きくなっていって、
そのうち反抗期だ、思春期だってやってくるだろうし。
そんな時に、きちんと自分の中に確信できるものがあればいいな、と思います。
5年の間に、フランスの文化、習慣、宗教・・・そして人にももまれにもまれて、
時々自分を見失いそうになったけれど、何とかやっとまた自分を取り戻すことが出来た気がします。
それは、日本に帰った時に会ってくれる友達や家族のお陰です。
そして、月1回のスカイプを提案してくれた、アメリカにいるあっこさんも。
フランスに来て私が得たものと言えば、
フランス語、庭仕事、マニュアルの運転・・くらい??
そんな程度だけれど、またこれから5年後、もう少し何かできていればいいなと思います。
さて、ちょっと前にしていたお風呂場のドアのペンキ塗りは、
こんな具合になりました。ジョスが買っていた白に近い薄ピンク色のペンキで。
ホックがちょっと右にズレているのは、タオルなどをかけた時にドアノブにかからないようにする為。
この年になって、ピンクが好きになってきたという。。心境の変化か?!
ちなみに、トイレのドアもこの色に塗りました。
あとは、お風呂場のタイルが割れているところや壁の壊れているところを直せればいいんだけれど。
そして一昨日は、Pentecote(イエス・キリストが死から復活し再び天に昇ってから10日後に弟子たちに聖霊が降りたとされる日)のミサに行ってきました。フランスの祝日は全てカトリックから来ているものなので、いろいろ詳しくなりました。
宗教って重たくって、まだまだ理解できないこともあるけれど、
フランスでは必要だなって思う事もあるし、なんせフランスの美しい文化はもともとはこのカトリックが大きく影響していることは間違いないのだから、と考えられるようになりました。
息子は来週の月曜日でついに3歳。
まだ大をトイレで出来ませんけどね・・(苦笑)
なんやら文字を書こうとするのですが、まだまだ形にはなっていません。
これは、おじいちゃん、ママ、パパなどと書いたようです。
まだまだこれからですが、
せっかくフランスにいるので、とにかくここで吸収できることを吸収して、
老後は悠々と日本とフランスを行ったり来たりして、
大好きな友人たちを楽しく笑って過ごせたらいいなぁ~なんて、
今から妄想を膨らませています(笑)

