アルデッシュでの日々

雪山を下りリヨンへ引っ越すまでの間、
ジョスの地元アルデッシュで過ごす毎日。

壮大な山々が広がるティニュには劣りますが、
ここアルデッシュも自然が豊かな場所。

外に出てほんの少し歩けばワイン畑が延々と広がっています。

今でこそワイン産業が盛んなアルデッシュですが、
50年ほど前に作られていたワインは、とても飲めたものじゃなかったらしいです。

というのも、作り手さんがワインの製造法に関すること全般(気候・土・ブドウの木の手入れの仕方等々)をちゃんとわかってなかったらしいです。
50年以上経て、おいしいワインのつくり方を学び今に至るようです。

ワインの値段は通常価格で、€2~5ほど。
ジョスに高いワインと言わせても、€10~20ほど。
日本での価格に比べるととっても安い!

そんなワインなので、ランチの時もディナーの時にも、日本でいう“お茶” 感覚で
飲まれるのですな。
そして、美味しいワインって不思議と悪酔いしないですね。

さて、そんなワイン畑の他にもこれから食べ頃になる、チェリーやアプリコットなど
フルーツの木もいたるところで見られます。

先日は、ジョスパパが持つ土地にあるチェリーの木周辺の草刈りをしてきました。
草刈り機を使って勢いよく刈るジョス。
私も少しやってみましたが、勢い良すぎて草が服にまで飛び散りました。

もうそろそろ収穫できそうです。

そしてもう一つは、これ。

これは何かというと、トリュフ畑。
この木々の下でトリュフが取れるのだそう。10~11月が収穫時期。

トリュフと聞いて、とてもフランスらしいと思いました。

さて、木以外では今の時期、花がたっくさん!
この赤い花は日本でも見られる花ですが、色んなところで咲いていて色鮮やかですごくきれい!

日本では雑草と呼ばれる植物たちも、
ここフランスで見るとどれも立派な花として目に映るので不思議です。

実際、雑草といっても花の付いている物が多く、どれも可愛らしいです。

植物以外には、今いる家の近くのお家で飼われているヤギ。

3匹いますが、どの子もすごく人懐っこく近くに行くと背中を撫でて、と寄ってきます。
動物ってやっぱり癒される…。

いつか落ち着いたら大きな犬が欲しい、というのが一つの夢。

こんな日々ですが、この夏は都会での暮らしが楽しめそう!
久しぶりの都会に少しわくわくするのでした。

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