アルデッシュへ帰郷の旅①

先日、日曜日。

ジョスの仕事後(この日は特別に早く終わらせてもらっていました)、ここティニュを出発し
彼の地元である d’Ardeche(アルデッシュ)という所まで行ってきました。

アルデッシュに行くのは今回で3回目。

ティニュから車で2時間ほどと聞いていたと思ったのですが、実際4時間ほどかかりました。

久しぶりに雪山を離れ、地元に戻れることにめちゃめちゃ張り切っていたジョス。

ティニュを6時過ぎころに出発し、アルデッシュに着いたのが夜10時頃。

アルデッシュに着いたら食べようと作っておいた晩ごはんを忘れてしまった私。

お家に着いて、

「さあ、ご飯食べようか。作ったのどこ?」 と言われた私は、「………」

ジョスも、「………」 そして笑顔。

「はは、忘れた」 と私。

でも、そんな私の失態に怒らずに、

「パンもチーズもあるし、明日一杯食べたらいいやん」 と言ってくれたジョス。

こういうところはとっても優しいのでした。(今だけかな…?笑)

さて、ジョスの地元 アルデッシュ。

ここには春~夏にかけて、ヨーロッパから沢山の人がバケーションを利用して遊びに来ます。
というのも、近くには大きな川があり、キャンプをしたり泳いだり、
カヌーなどのアクティビティーも楽しめます。

アルデッシュはすっかり春。  いや、もうすでに夏に近い気候でした。

相変わらずのワイン畑。今はワイン畑いっぱいにタンポポが咲いています。

そして、私がどうしても見たかった桜。

ここには白い花の桜しかありません。全部、食用みたいです。

でも、フランスでも桜を見ることができて、とても満足。
去年2月に亡くなった、飼い犬 “サクラ” の事を思い出す花です。

月曜日のお昼は、ジョスの実家でランチ。
天気が良かったので、外で食べました。

ジョスのママはとってもお料理が上手で、そして絵を描くこと、読書などが趣味。
アルデッシュに嫁ぐ前は、リヨンでシルクに絵を描く仕事をしていたそうです。
この日も美味しい料理を振舞ってくれました。

ジョスのパパは83歳と結構なお歳。(ママとは14歳の年の差)
物静かですが、英語を話そうとしてくれたり、優しい人。
今回は、私がフランス語の本を読む練習をしているというと、一緒に新聞を読んでくれました。

そしてお庭には、私の母が好きな花も。

家族の絆を大切にするのは、私とジョスの共通点の一つ。

まだまだフランス語が話せない私なので、
今度はもうちょっと彼のご両親とコミュニケーションがとれるように頑張りたいです。

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