ジョスが典型的なフランス人なのかはまだハッキリとはわかりませんが、
共同生活を始めた当初、そして今でも日本にはない習慣を目にすることがあります。
ここまで慣れてこれたのは、
ネットでフランス人の特徴を調べたり、
人から聞いていたりしたお陰。
なので、私も私から見たフランス人(ジョスは特殊かも…)の
特徴を書いてみたいと思います。
※あくまで、私とジョスの場合ですが。
まず、日本人の私は “相手がどう思うか” を考える傾向があります。
これは特に家族以外で、です。
(家族には甘えが出てしまうから)
なので、受け答えをする時も
尋ね方や返し方を考えて発言します。
が、共同生活が始まった当初、
私が言ったことに対してジョスがよく聞こえていなかったり、
理解できなかったときに、
「あ~?」 って感じ(イメージとしては眉間にしわ寄せて言う様子)で返され、
「怒ってる?!」 とよく思っていましたが、
様子を見ていると、これは私にだけではなかったみたい。
いつもではないですが、たまにこうやって返されるので
最初は 「あ~?」 と言われた時、
「ふふん」 と笑ってすぐに返事は返さないようにしていたら、
私がこの返しが嫌だということを悟ったようです。
って言っても、今までの癖のようなものなので直るわけはなく、
最近では私も負けずと、「あ~?なんや?」 ってな感じで
聞き返してみたりしています。
でも、ジョスにとっては普通なのか
何も言ってきません(笑)
更に、これはジョスだけではなく
フランス人に共通することだとは思いますが、
相手が言ったことに対して理解できなかった場合、
「意味わからない」 と誰に対してもハッキリ言います。
日本では私の場合、「うんうん」 と言って話を聞くか、
相手の話の内容がわからなかった場合、
「それは、〇〇〇という事ですか?」 などと聞き返していましたが、
ここではそんなことなく、「言ってること、意味わからない」 的な感じで言われます。
最初は、心にグサッときましたが、
最近では日常茶飯事なので、かなり慣れてきました。
といっても、もう一度説明するのが面倒だと思ってしまいます…。
わからなければ、「わからない」 とハッキリいうのがフランスの習慣。
私もこれに倣い、「言ってること、わかりません」 と
少しずつですが言うようになりました。
そして次に、物を置くとき。
日本では、できるだけ音を立てずに物を置く習慣があると思いますが、
フランスでは、結構どんな場面でも 「ドン!」 とか 「バン!」 とか
音が鳴っても気にしなーいようです。
だからといって、さすがにあんまり気持ちの良いものではないので、
私は自分の今までの習慣をこのまま続けようと思います。
あとは、意外だったこと。
フランス人は時間にルーズだと思っている人もいるようですが、
ジョスは必ず30分前行動派。
ジョスの家族も割と早めに行動する習慣があるようで、
私は時間のルーズさに対してあまり気になりません。
電車も定刻に来ることも多いし、
カナダにいた頃の方が、時間のルーズさは感じたかな、というところ。
ただ、スーパーや郵便局などではだいたいが待たされます。
というのも、お客さんに対して働いている人が少ないから。
今いるところの郵便局も、
常時働いている人は1人だけ。
そりゃあ待たされるよな、と納得。
まあでも、それがここの習慣なのであれば、
それに従うより他ないな、と思います。
そして最後に、いつも頭に置いていること。
それは、“予定は未定である” ということ。
毎日、毎日、何が起こるかわからない日々。
これをストレスにしないためには、
突然起きたことも楽しめるように習慣づけておかなくてはいけません。
ジョスに対しても、「なんで?!」 と思うことも日々ありますが、
その反面たくさん愛情を注いでくれること、
面白いところなどなど良い面をいっぱい見るように心がけるのも
共同生活には必要不可欠だなと思います。
といっても、今はその余裕があるから(笑)
フランス人、関西人としてツッコミ入れまくる!のがいいかも。
コメント