日仏バイリンガル息子の日本語の勉強法

今年6歳になった息子。

フランスでは、9月から小学生(CP)です。
日本では来年の4月から小学1年生。
日本でもフランスでもだと思いますが、大体の家庭の子供は幼稚園や保育園に通う子が多い中、
うちの息子は旦那の方針により、幼稚園にも保育園にも通うことなく、ずっと私と過ごして来ました。
(3歳になった時に、外の環境に慣れさせるため、1週間に一度体操教室に通っていました)
最初は、他の子供たちは幼稚園に通っているのに息子だけ通っていない、義理家族たちから
「なんで幼稚園に行かせないの?」「絶対行かせた方がいいのに」などなど、色々と言われ、
そのストレスもあり、私自身は正直仕事もしていないし、幼稚園に入れても入れなくてもどっちでも良かったんです。
が、周りから「幼稚園に入れた方がいい」と言われ続けるのがしんどくて、
幼稚園に入れたい、と思っていた時期もありました。
でも今は、6年経って息子と本当に普通に日本語で話が出来ることが心地いいし、
このままだったら大きくなっても日本語を忘れずに話してくれるんじゃないか、と思うと
今まで家で一緒に勉強できて良かったなぁと思うようになりました。
そんな息子の日本語レベルは、日本にいる子供達(息子と同じ年)と同じだと思います。
フランス語のレベルは、もしかしたら幼稚園に通っている子供たちよりは少し劣るのかもしれません。
でも、フランス語の読み書きはCours Sainte Anneという教材で勉強しているお陰もあって、
よくできている方だと思うし、学校に体験入学しに行った時にもお友達と問題なくコミュニケーションが取れていたようなので、
大丈夫だと思っています。
それにあともう一年は自宅学習を続けるとして、そのうち学校に通うようになるので
そうなるとあっという間にフランス語漬けになるのでフランス語習得に関しては全く心配していません。
さて、そんな息子の日本語学習法ですが、
一つは、日本語の絵本を読むこと。これは息子が小さい時からずっと続けています。
私自身、絵本が好きなこともあって、面白そうな絵本があれえばついつい買ってしまうので、
本を読み聞かせる時間は多い方だと思います。最初の頃は、フランス語の絵本でさえも日本語で呼んでいました。
とにかく、私は息子に[日本語しか話さない]という事を徹底しています。
今は、フランス語の本はパパに呼んでもらって、と言って読みません。(私がフランス語を読むのがしんどいという理由)
最近は息子がタンタンの冒険の日本語版を自分で読むようになり、「ここ、読めた!」などと言って、
読めることが嬉しい様子。(次に日本い行ったら2冊目を購入しようと思います)
二つ目に、読み書きですが、
これは学研と公文のドリルを併用して使っています。
特に学研のドリルは、シール貼りがあったり、迷路や色塗りで学べるので子供もやってて楽しいみたいです。
ひらがなはほぼ全部わかっているのですが、カタカナはまだ全部覚えきれておらず、
繰り返し練習するしかないですね。
ちなみに日本語の勉強時間は、水曜日の15〜20分程度のみ。
息子が「もっとやりたい!」といえば、やらせますが、
やる気がないときは、一つのドリルを選んで2〜3ページして終了。
勉強って楽しくないと頭に入らないと思うし、あんまり押し付けて嫌になられても困るので、
こんな感じでゆるーくやっています。
ちなみに、漢字は興味があるようで、とりあえず自分の名前はお手本を見ずに書けるようになりました。
(名前だけは毎日フランス語の勉強の時に、フランス語、ひらがな、カタカナ、漢字で書くようにしています)
夏休みは、フランス語の勉強を少しお休みして日本語の勉強を多めにやっていきたいと思います。
息子に教えられる時間がある時に、目一杯私が教えられることを教えておきたいという想いで。

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