ここフランスでは本っ当に病院の予約が面倒です。
面倒な上にフランス語が完璧に理解できるわけじゃないので、
更にややこしくなってしまう事も少なくありません。
月1の検診の予約、エコグラフィーの予約に加え
妊娠後期(ちょうど私は今の時期)になると、
助産師さんとの予約、麻酔医さんとの予約、
妊娠・出産に関しての講習会の予約・・・と色んな予約を
取らなきゃいけません。
しかも私の場合、妊娠初期から診てもらっている産婦人科が
個人の小さな医院で、そこでは出産できません。
なもんで、出産する病院の産婦人科医との予約をまた別に取る、
という余計にややこしい状態なのです。
とりあえず今は出産する病院を決め、
一度助産師さんと話をするところまでは終わっているのですが、
その際にその病院での産婦人科医との予約、
3回目のエコグラフィーの予約、麻酔医との予約、
約7か月目から受けられる出産準備のためのプールやヨガのコースの予約
を取るように言われていたので、病院に用事がある日に直接受け付けカウンターで予約を取ったのでした。
がしかし、プールの予約を取りたいと思ったのに
まだコース開始日が決まっておらず、
わかり次第病院の方から私に電話をもらえるということで
プールの予約だけ取れずに帰ってきたのでした。
それから結構な日が経ったのに未だ電話がなく、
そのまま忘れられているのではないかと心配になったので、病院へ電話をかけました。
で、まず「プールのコースがいつから受けられるのか知りたい」
ということを伝え、名前や出産予定日、妊娠日など色々聞かれたのですが、
何故か頭の中が混乱状態で、
出産予定日を聞かれているのか妊娠日を聞かれているのかも
自分の中でわからなくなり、「担当医は誰だ?」とか
その他諸々聞かれたのですが、本当に何を会話しているのかごちゃごちゃで、
電話の女性にも 「はぁ、あなた全然理解できてないわ。」 と言われ、
そのうちに電話が無音になり、(切れたのでもない感じだったのですが)
何も応答がないし “話が通じない相手” と諦められ電話を切られたのだと思い、
私から電話を切りました。
その直後、またまた自己嫌悪。
もっと言葉がわかれば・・・
もっと言いたいことが言えれば・・・
と泣きかけ状態になったところに、再度携帯がなりました。
電話に出ると、さっきの病院から。
「なんで電話を切ったんですか?」 と言われました。
「いや、わけわからなくて切っちゃいました。」 と私。
そしてこの後この電話の女性、言い方強めだけど
私がちゃんと理解できないことをわかって
今度は助産師さんとの予約、産婦人科医との予約、
麻酔医との予約をわかりやすく順序立てて説明し予約を取ってくれました。
「ちゃんとメモできてます?」 とも確認してくれ、本当に感謝。
彼女曰く、私が病院に直接予約を取りに行った時に取った予約は、
受付の人が妊娠周期など何も考えずとりあえず空いているところに
取った予約だとのこと。
私ももう一度今の状況(この病院とは別の産婦人科医に診てもらっていること、
その最後の予約がいつなのか等)を伝え、
最後に来週の月曜日に4月の産婦人科医との予約を取るようにと言われ、
「どうもありがとうございました」 と言って電話を切りました。
適当に流されることもあるけど、
この電話の女性のように(言い方キツイけど)、
ちゃんと私のことを想って対応してくれる人、すごく好き。
最初電話を切られたと思った時は、
もうこの病院では産めない・・・このままなら
家で自力で産んでやる~!! とチラリと思ったりもしましたが(笑)
こんな女性がいる病院なら大丈夫かな、と思い直せました。
にしても、今回の電話の件で
自分の適当さに改めて呆れ
もっとハキハキ物を言えるようにならなきゃダメだと反省。
一番の原因は面倒くさがりな性格です。
可能な時はジョスやジョスママに病院について来てもらったりもできるけど、
自分の性格上やっぱり色んなことが一人で出来るようになりたいと
思わずにはいられません。
子どもが出来たら尚更。
人に頼る、甘えることも必要なことかもしれないけど、
自由に動くためには色々と自分で出来なくちゃ始まらない。
これから出産準備でまた色々と周りの人に助けてもらわなくちゃ
いけないですが、そこは沢山甘えてそのうち色んなことが
自分でできるようになったらいっぱいお返ししたいと思います。
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