昨日で3週間の小学校でのトレーニングが終了しました。
最終日には、小学校に上がる前の4歳児たちのクラスに参加。
授業終了前には一番大きい子たちのクラスで、伝えきれていなかった折り紙をし、
最後には子供たちが書いてくれたメッセージカードをプレゼントしてくれました。
長いと思っていた3週間は、終わってみると本当にあっいう間で、
あれだけ「早く終わらないかな~」と思っていたにも関わらず、
昨日は子供たちとの時間を思い出し、ちょっとセンチメンタルな気持ちになっていました。
とは言っても、いろんな発見があり、本当にいい経験をさせてもらいました。
3週間で子供たちとヨガをしたり、算数やフランス語の問題を解く手助けをしたり、折り紙や俳句など日本の文化をシェアしたり…
正直、小さい子たち(6~7歳)のクラスでは、じっとしてない子たちが多く大変でしたが、
注意の仕方・言い方など、なんでも素直に吸収してしまう子供たちに対しての態度というのは、考えさせられるものがありました。
更に一人ひとりに個性があるので、それもちゃんと理解していないといけないなぁということも大切だと思いました。
これからどんどん色んな経験をして大きくなっていくことを思うと、なんだか切ないような楽しみなような、表現できない何とも言えない気持ちになります。
そんなこんなのフランスの小学校でのトレーニング。
日本の小学校とは本当に違うことが沢山!
まず登校時間は9:00。それから12:00まで授業がありますが、日本のように「○時~○時は算数」「○時~○時は国語」 という時間割がなく、「午前中はフランス語と算数」「午後は体育と歴史」 という感じでざっくりすることが決まっています。
午前、午後と授業の間に15分ほどの休み時間がありますが、休み時間はみんな外に出ることになっています。男の子も女の子も仲良く一緒に駆け回り遊んでいました。
お昼ご飯は、家で食べるか学校の食堂で食べるかですが、家に帰る子と食堂で食べる子は半々くらい。食堂で食べる場合は、前日までに先生に言う必要があるそうです。
お昼休みはなんと12:00~13:30! 1時間半もあります。
日本の小学校って45分くらいじゃなかった?(私の時代)
午後は13:30~16:30まで授業。もちろん間に休み時間が1回あります。
フランスの子供たちは日本の子供たちとは違い、積極的に手を上げて意見を言います。
手を上げた時に、人差し指を立てるのもフランスの子供の特徴。
さらにおかしかったのが、「私、知ってる!!」「私、わかる!!」「あっ!」って言いながら手を上げる子供たち(笑)
答えたくて仕方がないようでした。
今の時代はよくわかりませんが、私の時代からすると日本の子供たちもフランスの子供たちのように積極的に意見を述べられるといいな~と思いました。
そして反対に、フランスの小学校に取り入れて欲しい日本の教育も発見。
何かというと、
・「おはようございます」「さようなら」の挨拶をきちんとすること。
・授業終わりには子供たちが教室を掃除すること。
の2つ。
日本の小学校では、朝は必ず教室でみんな揃って先生に「おはようございます」と言い、
帰る前には、「さようなら」と言っていたはず。
そして掃除は、当番があったかどうかは忘れましたが、机といすを後ろに寄せてほうきで床を掃いたり、ぞうきんがけをした記憶があります。
国によって教育方針は違うのだろうけれど、それぞれの国の素晴らしい教育方法を私が子育てをする際には、取り入れていけるといいなと思いました。
なにはともあれ、基本的に人懐っこく親切なフランスの子供たち。
私と一緒に色んなことをシェアしてくれて本当に感謝感謝です。
みんなのこれからの健やかな成長と輝かしい未来を楽しみにしています。
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