サクランボのクラフティの作り方|南仏で毎年作る定番デザート

サクランボの季節がやってきました。南仏に住んでいると、5月から6月にかけて庭や市場にサクランボがどっさり並び始めます。我が家では毎年この時期になると、旦那の大好物である「クラフティ(Clafoutis)」を作るのが恒例行事になっています。

クラフティとは?

クラフティはフランス・リムーザン地方発祥の伝統的な家庭菓子です。本来はサクランボを種ごと使うのが伝統的なスタイルですが、我が家では食べやすさを優先して種を取り除いています。生地はカスタードとパンケーキの中間のような食感で、フランスの家庭では特別な道具も手間もいらない「気軽に作れるおやつ」として親しまれています。

覚えてしまえばとても簡単なレシピなのですが、私は毎年うろ覚えになってしまい、結局その都度ネットで検索して作っています。今回参考にしたのは、フランスの料理サイト「Journal des Femmes Cuisine」に掲載されているクラシックなクラフティ・オ・スリーズのレシピです。

材料(直径22cm程度の耐熱容器1台分)

材料分量
サクランボ700g
4個
砂糖125g
2つまみ
小麦粉100g
ベーキングパウダー少々(なくても可)
牛乳250ml

サクランボは種を取り除いておきます。庭で採れたものを使う場合、小さな虫が入り込んでいることがあるので、割ってよく確認しながら取り除くのがポイントです。市販のものであればこの手間は基本的に不要です。

作り方

  1. サクランボの下準備 種を取り除いたサクランボに、砂糖を少量まんべんなくふりかけて軽くなじませておきます。こうすることで焼き上がったときの甘みと水分バランスが良くなります。
  2. 生地を作る サクランボ以外の材料(卵・砂糖・塩・小麦粉・ベーキングパウダー・牛乳)をボウルに入れ、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせます。泡立て器で手早く混ぜるとなめらかに仕上がります。
  3. 耐熱容器に流し込む バターなどを薄く塗った耐熱容器にサクランボを均等に敷き詰め、その上から混ぜた生地をゆっくりと流し込みます。

4. 焼く 180℃に予熱したオーブンで45分焼きます。表面がきつね色になり、中心に竹串を刺してもどろっとした生地がつかなければ焼き上がりです。

5. 粗熱を取って完成 焼きたてはまだ生地が柔らかいので、少し冷ましてから切り分けると形が崩れにくくなります。温かいままでも、冷やしてからでも、どちらも美味しくいただけます。

作ってみた感想・アレンジのヒント

今回はサクランボの量をあまり計らずに入れたところ、想定よりもかなり多めになってしまいました。とはいえ味に大きな影響はなかったので、お好みで調整して問題ないと思います。少なめにすればより生地の食感を楽しめますし、多めにすればサクランボの酸味と甘みをしっかり味わえます。

また、サクランボの代わりに洋梨やプラム、ベリー類を使っても美味しく作れます。季節のフルーツで一年中アレンジできるのも、クラフティの魅力のひとつです。

おまけ:庭の様子

そういえば今年は、イチゴとサクランボの両方で「双子」の実を収穫できました。自然の面白さを感じる小さな発見でした。

庭の小さな菜園(ポタジェ)では玉ねぎも育てていて、こちらも無事に大きく育ってくれています。玉ねぎは普段の料理でとにかく使う頻度が高いので、庭にあると本当に助かります。市販のものより小ぶりではありますが、自分で育てたものにはやはり格別の愛着が湧きますね。


この記事で紹介しているレシピは、フランスの家庭料理サイトのレシピを参考に、我が家流にアレンジしたものです。分量はあくまで目安として、お好みで調整してみてください。

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