はじめに
今年の5月28日、長男がついに10歳を迎えました。1桁の年齢が終わり、これからはずっと2桁――私も夫も、示し合わせたわけでもないのに同じ感想を口にしていたのが、なんだかおかしくて印象に残っています。
10歳という節目は、日本でもフランスでも「子どもから少年へ」と見なされる年齢のひとつと言われています。今回はそんな大切な誕生日を、我が家がどんな風に祝ったのかを振り返ってみたいと思います。
誕生日前日の準備|ヨーグルトケーキと手作り折り紙
長男の誕生日当日は水曜日で、フランスの小学校はお休みの日でした。そこで前日のうちに、学校のクラスメイトに配るためのお菓子を用意することにしました。
作ったのは、真ん中にジャムを挟んだヨーグルトケーキ2台。フランスでは「Gâteau au yaourt(ヨーグルトケーキ)」は家庭の定番おやつで、計量カップの代わりにヨーグルトの容器を使って作る、素朴で手軽なレシピとして親しまれています。
お菓子だけでなく、折り紙のプレゼントも用意しました。男の子には少し変わった形の手裏剣を、女の子には雪の結晶を折りました。定番の手裏剣は友達の間ですでに折り方が知られていたため、あえて違うデザインに挑戦。手裏剣作りは息子も少し手伝ってくれましたが、ケーキも折り紙も基本的には私が担当しました。
誕生日当日|習い事とチョコレートケーキ
誕生日当日は習い事の予定があったため、そちらに持って行くためのチョコレートケーキも追加で焼きました。連日ケーキ作りが続いたので、さすがに家族でお祝いするためのケーキは夫にお願いしてお店で買ってきてもらうことに。作る担当と買う担当、うまく分担できたのは良かったなと思います。
10本のろうそくは、1歳の誕生日で使った「1」の形のろうそくと、知人からいただいた「0」の形のろうそくを組み合わせて用意しました。細かいことですが、こうした小さな工夫が誕生日の記念写真をより特別なものにしてくれます。
義理の母と叔母を招いてのアペリティフ
夜には義理の母と叔母を招き、フランスでおなじみの「アペリティフ(食前の軽い集まり)」を開きました。すべてを手作りするのは大変なので、冷凍食品も上手に活用しながら準備。フランスの家庭では、こうした集まりの際に市販品と手作りを組み合わせるのはごく一般的なことで、無理をしすぎないのも長く続けるコツだと感じています。
友達を招いての外遊び
そして誕生日の当日には、学校の友達3人を招待して外に遊びに出かけました。おやつや飲み物を準備し、これが終われば一連の誕生日イベントも一段落です。子どもの誕生日は、前日から当日、そして友達を招いてのお祝いまで、まるで小さなお祭りが数日続くような感覚があります。
おわりに|10歳からの成長に思うこと
10歳を過ぎると、子どもの成長はここから加速していくとよく言われます。振り返ればあっという間に成人してしまうのだろうな、と少し感慨深い気持ちにもなりました。
毎日を目一杯楽しみながら、これからも長男の成長を見守っていきたいと思います。次回は、フランスの子どもの誕生日文化についてもう少し詳しくご紹介できればと思っています。


