自家製トマトソースを使ったラザニアレシピ|冷蔵庫の残り物で作る南仏風アレンジ

はじめに

前回の記事では、南仏の畑で採れたトマトを使った自家製トマトソースの作り方をご紹介しました。今回はそのトマトソースを活用して、南仏の家庭でよく作られている「冷蔵庫の残り物ラザニア」のレシピをご紹介します。

日本でラザニアというと牛ひき肉のミートソースを使うレシピが定番ですが、実はフランスの家庭では、キッシュやラザニアの具に冷蔵庫に残った野菜やハムなどを詰め込むのが一般的です。食材を無駄にせず、なおかつ美味しく仕上がる、一石二鳥のレシピです。

今回は畑で採れた茄子と、冷蔵庫に残っていたハムを使いました。肉や魚を変えるだけで何通りにもアレンジできるので、ぜひご自宅にある食材で試してみてください。

材料(耐熱皿1台分・4人分目安)

具材

  • 乾燥ラザニアパスタ:9〜12枚(耐熱皿のサイズに応じて調整)
  • 茄子:1本
  • ハム:4〜5枚(薄切り)
  • ニンニク:1片(みじん切り)
  • 玉ねぎ:中1個(みじん切り)
  • パプリカ:1個(みじん切り、赤・黄・緑どれでも可)
  • 自家製トマトソース:約400〜500ml
  • ローリエ:1枚
  • オリーブオイル:大さじ2(茄子を焼く分と炒め用)
  • 塩・こしょう:適量

ホワイトソース

  • バター:20g
  • 小麦粉:大さじ1
  • 牛乳(または豆乳・オーツミルクなどお好みの植物性ミルク):約300ml
  • 塩・こしょう:少々

仕上げ

ピザ用チーズ:適量

作り方

1. 茄子を焼く

茄子は薄い輪切りにし、オリーブオイルを熱したフライパンで両面に軽く焦げ目がつく程度に焼いておきます。焼くことで水っぽさが抜け、ラザニアに入れたときに味がぼやけません。

2. 具材を炒めてトマトソースと合わせる

フライパンにオリーブオイルを大さじ1ほど引き、ニンニクを弱火で炒めて香りを出します。香りが立ったら玉ねぎ、パプリカの順に加えて炒め、しんなりしてきたら自家製トマトソースを加えます。ローリエを1枚入れ、水分が飛びすぎない程度にじっくり火を入れます。

3. ホワイトソースを作る

鍋にバターを入れて弱火で溶かし、小麦粉を加えてよく混ぜながら1〜2分炒めます。牛乳を少しずつ加え、ダマにならないよう混ぜながらとろみをつけます。とろみが出たら塩こしょうで味を調えます。

(フランス語でオーツミルクは「レ・ドゥ・アヴォワンヌ(lait d’avoine)」と呼ばれています。豆乳がない場合の代用としてもおすすめです。)

レ・ドゥ・アヴォワンヌ(lait d’avoine)

4. 重ねる

耐熱皿の底にトマトソースとホワイトソースを薄く敷き、パスタがくっつかないようにします。その上に乾燥ラザニアパスタを並べ、茄子・ハム・トマトソースの順に重ねます。この工程をもう一度繰り返し、最後はパスタで終わるようにします。

5. 仕上げて焼く

一番上にトマトソース、ホワイトソース、チーズをたっぷりのせ、180〜200℃に予熱したオーブンで約30分焼きます。表面にこんがりと焼き色がついたら完成です。

アレンジのポイント

  • 具材はハムのほか、鶏肉・豚肉・サーモンなどの魚介類でも美味しく作れます。
  • トマトソースを使わず、ホワイトソースだけで仕上げる「ベシャメルラザニア」もフランスでは定番です。
  • 野菜はズッキーニやほうれん草、きのこ類でも相性が良く、季節の野菜で自由にアレンジできます。
  • 乾燥パスタを使う場合はソースの水分量が多めの方が、パスタがしっかり戻ってちょうど良い仕上がりになります。

保存方法

粗熱を取ってから密閉容器に入れれば、冷蔵で2〜3日ほど保存可能です。温め直す際はオーブンまたは電子レンジで中心までしっかり加熱してください。1食分ずつラップで包んで冷凍しておくと、忙しい日のお弁当や夕食にも便利です。

よくある質問

Q. 乾燥パスタを茹でずに使っても大丈夫ですか? A. 大丈夫です。ソースの水分でオーブンの中で戻るため、生のまま重ねてOKです。ただしソースがパサついていると芯が残ることがあるので、水分量はやや多めを意識してください。

Q. 牛乳の代わりに豆乳やオーツミルクを使えますか? A. 問題なく代用できます。今回はオーツミルクで作りましたが、風味に大きな違いはなく、なめらかなホワイトソースに仕上がります。

Q. 作り置きしても美味しく食べられますか? A. はい。むしろ一晩置くことでソースがパスタに馴染み、味がまとまりやすくなります。翌日に温め直して食べるのもおすすめです。

まとめ

冷蔵庫に眠っている野菜やハムを使い切りながら、自家製トマトソースの美味しさもしっかり楽しめるラザニアです。具材を変えるだけでバリエーションも無限大なので、季節の野菜や余った食材で、ぜひ自分だけのオリジナルラザニアを作ってみてください。

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